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かめライダーってご存知でしたか?私は知りませんでした(笑)。
見ての通り、表紙もぶっ飛んでいますけど、内容は硬派です(笑)。
近い将来、自動車も自動運転の時代がやってきます。
ほんの百年、二百年前は馬車が移動手段の中心でした。産業革命後の技術革新でそれが自動車になった。馬から自動車になるインパクトに比べたら、自動車が自動運転になることなど大したことではありませんよね。当然、自動車は全て自動運転となってもおかしくない。
著者は斜陽産業と言われている(我々士業もそう言われています)、自動車教習所の三代目社長。
二代目の父から突然、事業承継を頼まれ、事業を継ぐことになります。自動運転の時代を10年経たずに迎えるかもしれない。インフラが整備され、自動運転となれば、自動車教習所の存在価値は限りなくゼロに近づきます。
混迷をむかえた業界に父親の事業を継ぐことになるのです。半端な気持ちでは事業は引き継げません。相当な覚悟が要ります。経営者としての能力も必要です。
本を読んでいると、この社長はまあとにかく行動派です。なにせ社長がきぐるみを来てメディア露出し、生徒の前で講義も行うのですから(笑)。
そう考えると、本の表紙は秀逸ですよね。かめライダーの存在すら知らなかったのに、思わず手に取ってしまいますもの(笑)。
スーツを脱げ!タイツを着ろ!
タイトルも素晴らしい。読みたくなりますよね。この方、おそらくかなりのやり手です。
以下、枠内黒字部分、引用です。感銘を受けた箇所です。
「あらゆる批判に耐える」「恥ずかしい格好をする」「辛い現実に直面しても、歯を食いしばるのような誰もやりたがらないこと」は当たり前だがやる人は少ないし、誰の力を借りることもできない。だからこそ差別化できる。
差別化は気持ちで行う。素晴らしいですよね。
マーケティングノウハウも大事ですが、最後のところは気持ちで差別化も勝ち取ると。
このメンタル・メソッドで勝ち得た差別化は他者も真似がし辛い。
人間はカッとなったり、落ち込んだりすると脳で感情を司る扁桃体に血があつまってきているのがわかる。「ああ、今、ここに血が集まっている。もっと脳全体に血を巡らせないといけないぞ」と自分を俯瞰してみると、痛みへの麻酔が効き、痛みはやわらいでくる。
私も瞬間湯沸かし器のごとく、カッとなってしまうことがタマにですが、あります。理不尽なことが嫌いなもので・・・。ですが、これではいけませんね。
この社長も社内改革途上で47人もの退職者を出しています(ほぼ辞職)。
100人規模の会社で、47人の退職です。壊滅的ですよね。この間、教官も減りますから、当然売上も落ちます。落ちるどころか半減と書いてあったような。。。
事業承継後の二代目社長と古参社員との骨肉の争い。よくある光景です。採用にも力を入れて、無事この苦境を乗り切り、ここから売上もV字回復。気合と根性。だけではないでしょうが、このメンタルの強さ、改革をやり抜く行動力。見事です。
この引用文を見てもわかるように、アンガーマネジメントもきっちりとされていたのでしょう。優秀な方です。
大切なのは、世の中の基準ではない。会社の基準ではない。起点になるのは社員一人ひとりだ。長所を最大限に生かせるように人員配置をする。それが経営者の務めである。
そして、残った社員をとても大事にされている。愛してらっしゃる。これは、本を通じてひしひしと伝わってきます。
治世と乱世とでは求められるリーダーの資質が大きく違う。改善と改革は全くの別物でだ。主体性を持って改革をしていくのが長所のリーダーもいれば、個々人の主体性を引き出して組織をより良く改善するリーダーもいる。つまり、どの局面においても普遍的に活動するリーダーなどはいないのだ。前述の長所を伸ばすべきという考え方とも共通する。
これからの社会は、適材適所で荒波を乗り越えていかなければなりません。
世界の知らないことを知りたい、という願いは永遠になくならないだろう。私たちはいつだって知識欲と好奇心があり、その欲求を満たしたいとおもっている。「学び」の過程はこれまで以上に重要になるだろう。
この部分は最終章の「信じたくない未来を受け入れる」からの引用ですが、この章は特に読み応えがありました。誰しも、これからの信じたくない未来を受け入れて、前を向いて、一歩一歩進んでいくしかありません。
2030年には、今の仕事の半分以上がコンピューターにとって代わられると言われています。
我々の業界も対岸の火事では済みません。
本当にそのような時代がやっていくるのか、正直わかりませんが、いつそうなっても大丈夫なように、個々人がそれぞれ危機感を持ちつつ、長所を伸ばし、更には差別化し、オンリーワンの能力を高めておかなければなりません。
その為の活動の燃料となるのは、やはり「知識欲」であり、「好奇心」でしょう。
変化を嫌って、現状維持を望んだ時点でその人の成長は止まります。
こちらのページ(0秒リーダーシップ)でもご紹介したグヂバチ氏も同じようなことを仰っていましたが、まずは何でもいいからやってみることです。
この著者の例で言えば、まずは気ぐるみを来てみようってことなんです(笑)。
何でもいいからアクションを起こせば、何らかのリアクションがある。そのリアクションを見てまた次の一手を打つ。頭の中でシュミレーションだけしたって、何の意味もありません。
著者は私と同じ1981年生まれ。親近感わきます^^
この書籍はこれから事業を継承される、あるいは既に継承をされている二代目、三代目の社長はもちろん、若い起業家の方にもぜひ読んでもらいたいと思います。
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