利益相反取引（自動車の売買承認決議） 株主総会議事録 書式 雛形 サンプル

当ページでは、取締役と会社が利益相反取引をする場合の株主総会議事録の雛形をご紹介しています。

取締役個人と会社間で行われる売買契約や、会社から取締役へ行われる贈与は「利益相反行為」にあたるため、取締役はその行為について重要な事実を開示し、会社の承認を得なければなりません。

例えば、オーナー兼取締役である者が、自分名義の自動車を会社へ譲渡したり、自動車を現物出資する行為は利益相反取引となるため、例え同一人物であっても会社の承認が必要です。

また、自動車の名義を会社名義にするには、管轄の運輸支局で自動車名義変更手続きを行いますが、その際にはこの株主総会議事録の控えが必要になります。

あくまでも会社の利益を保護するためですので、例えば取締役から会社への無償贈与する場合など、会社の利益を害するおそれのない取引は利益相反取引にはあたりません。

承認機関は、通常株主総会ですが、取締役会設置会社の場合は「取締役会」が承認機関となります。

承認機関がどちらでも会社内部での手続きであるため、議事録作成後は会社に保管しておきます。

その他、株式会社が個人から自動車を購入した場合の運輸支局での手続き等については、こちらのページを参考にしてください。→普通自動車を個人から会社名義に変更する手続き

• 商号・目的の同時変更
• 取締役の増員
• 取締役の辞任、就任同時
• 取締役・監査役の重任、再任
• 役員報酬及び役員賞与の額等の決定
• 本店移転
• 増資：株主割当ver.
• 増資：第三者割当ver.
• 増資：種類株式の発行＆増資を同時ver.
• 増資：剰余金の資本組み入れver.
• 株式譲渡の承認
• 発行可能株式総数の変更
• 競業避止取引の承認
• 剰余金の配当
• 利益相反取引：自動車の売買
• 取得請求権付種類株式の発行
• 取得条項付種類株式の発行
• 全部取得条項付種類株式の発行
• 拒否権付種類株式・黄金株の発行
• 役員選任権付種類株式の発行
• 優先株式（残余財産の配当）の発行
• 優先株式（剰余金の配当）の発行
• 議決権制限種類株式の発行
• 譲渡制限種類株式の発行
• 株式分割
• 取締役会の廃止
• 取締役会の設置
• 株券不発行・株券発行の定めの廃止
• 有限会社から株式会社への商号変更に伴う解散及び設立
• 解散及び清算人選任
• 株式会社の復活・会社継続